同級生カズケンの衝動ネタです。
佳主馬視点。ってか思考のみ。短い。
教室内か物理部内かな?
きもちわるい。
きもちわるい。
女も男も。
触れてほしくない。触りたくない。
自分になんて構わないでほしい。
他人は皆、気持ち悪い。
家族はいい。
きもちわるくはない。嫌ではない。
自ら触れたいとは思わないが、触れられても嫌じゃない。
安心できる体温。
でも他人は無理。
子供なんて別にいらない。快楽なんて求めてない。
その行為自体に吐気がする。
リアルな感触が嫌悪感を抱かせる。
きもちわるい。
きもちわるい。
「…小磯?」
覗いた視線の先には微かな寝息をたてているクラスメイト。
風邪をひく、と起こそうとして、そのまま静止する。
無意識に伸ばされていた自分の手をまじまじと見つめた。
そして無防備に眠るクラスメイトに再び視線を向ける。
「小磯…」
なんだろう。
どうしたのだろう。
不思議に嫌ではない。嫌悪感は感じない。
他人なのに、きもちわるくはない。
むしろ―――。
恐る恐る手を伸ばす。
褐色の指先が触れようとする先は、それとは正反対の白い肌。
起きるだろうか。
起きてもいいか。
言い訳は後で考えよう。
触れたらきっとわかるだろう。
触れたらきっと答がでるのだろう。
「小磯」
理由なら後で考えよう。
END
…精神的な何かですか?池沢氏。
でもきっといますよね、こーゆー人。潔癖症?違うか…淡白?え?
とりあえず、これって今自分が病んでるのだろうか…?
えー、同級生ネタは本当は健二視点の予定です。
が、今回は何かこんな衝動文が。使えれば使いたいな、なんて。
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2011/Jun
01
Wednesday
22:32:04
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